私の聴いてる音楽まとめ

好きな音楽の話をしてます

Romantic Flight/堀江由衣

こんにちは。

 

春ですね。暑いのが苦手なので夏が近づいてきてる感じがちょっと嫌ですが、まだ暫くは柔らかい気候が続くと思うので我慢します。

 

さて今回は声優音楽(カテゴリはアニソンに入れてますが)を取り上げたいと思います。大御所声優、堀江由衣さんの"Romantic Flight"です。

堀江さんの声優としての活動については、自分が見たアニメでは「とらドラ」のみのりんくらいしか覚えていませんが、wikiを見ると太字のメインキャラだらけで人気なんだなってのがわかります。(今気づきましたが、「ゆるゆり」のあかねって堀江さんだったんですね。)

 

"Romantic Flight"を知ったのは実は去年(2022年)の6月頃でまあまあ最近です。確かYouTubeで堀江さんのラジオをたまたま開いた際に、BGMとして流れていたのがキッカケだったと思います(ラジオのテーマとして長いこと使われているようですね)。

 

曲調は私の好きなタイプのJ-POPって感じです。5-1-4のトゥーファイブワンや短3度上転調など、よくあると言えばそうなんですけど「結局これが良いんだよな」という感じの素敵な曲です。

堀江さんの少女的な歌声と魔女の宅急便を彷彿とさせるような、きらめく歌詞がマッチしています(特にサビ、キキがトンボを乗せて飛んでる画が鮮明に浮かんできます)。

その歌詞やキー、コードワークから最初に聴いた時の感想は「星間飛行じゃん!」でした。星間飛行も大好きな曲ですが"Romantic Flight"はポップよりな曲調で、星間飛行はロックよりって感じでしょうか。

 

 

この曲をブログに書きたいなと思ったのは去年12月ごろ、Twitterで皆のSpotifyのwrappedを見ていた時にこんな投稿を見つけ、ずっと心に残っていたからです。

岡崎律子さん、2022年は2,204分間も一緒に過ごしてくれてありがとう。
For フルーツバスケット」をずっと聴いていました。#Spotifyまとめ

いや自動生成される文章なんですけど、混じりけのない純粋な文体で、熱い気持ちが伝わってくるようでした(笑)

この曲の作曲家である岡崎律子さんですが約20年前に亡くなっておられます。

でも彼女が残した作品が今この時も誰かに力を与えているって凄すぎますよね。この投稿を見たとき、そういう「力の保存」みたいな意味での音楽の魅力も実感しました。因みに「ヨハネス・ブラームスさん」に感謝している人もいました。

音楽に限らず誰かの活力になるようなものを生み出したり、後世に残すことが出来る人間、私は一番かっこいいと思います。

 

 

高校生くらいの頃は、誰かの訃報を見た時「こんな人いたんだ」みたいな感想が多かった気がします。あと音楽家について調べていて「ああこの人ってついこの前まで生きてたんだなぁ」とかなることも(オスカーピーターソンとか私が小さい頃、まだ生きてたんですよ...)。

でも最近私の世代でもよく知っていて、リアルタイムで触れてきた有名人の訃報を目にすることが多くなってきた気がします。先日、笑福亭笑瓶さんの訃報を聞いたときは愕然としました。

私、ガキの使いが一番好きなテレビ番組なのですが、1,2を争うくらい好きな回が笑瓶さんメインの「水中息止め」の企画だったりするので。。。

 

...そして、まさにこのブログを書いている今日、2023年4月2日ですが、坂本龍一さんの訃報が入ってきました(本当に書いている最中にニュースで入ってきたので凄い驚きました)。

なんか色々、本当に信じられないです。中学生の頃初めて「戦場のメリークリスマス」を聴いた時、何て綺麗なメロディなんだろうと思ったのを覚えています。

 

こういう体験は時間が一方向にしか進まない以上、増えていく一方です。いつ誰がいなくなってしまうか、本当にわからないです。

ライブや演奏会で観れる機会があったのに行かなかったら、多分後悔してもしきれないでしょう。

やはり高齢であればあるほどその可能性はどうしても高くなってきてしまうので、レジェンドと呼ばれるような音楽家は機会があれば観に行くよう努めたいと思います。キースジャレットとかマナーに厳しいという話を聞くので怖いんですけど後悔しないために行きたいですね。

 

ではまた。