どうもアサケミと申します。
初めての楽曲紹介させていただきますよー!
今回は南波志帆さんのアルバム「君に届くかな、私。」の2曲目、「プールの青は嘘の青」について少し書きたいと思います。
初めて彼女の歌声を聴いたのは小学生の時でした。フェアリーテイルというアニメのEDテーマとなった「ごめんね、私。」を聴いたのです。
フェアリーテイルのことは殆ど覚えてないんですけど、ちょうどエルザの過去編で全体的に物語が暗い雰囲気だった気がします。そんな中EDで流れてきた南波さんの歌声に惹かれました...
少し憂いを帯びた透明感のある少女
高1、友達は多くないけどいる。でも学校に行くのは好きじゃない。2学期の始めにふといなくなったクラスメイト。みたいな
...とにかく切なくて儚い歌声なんです。
そして「君に届くかな、私。」のジャケットの南波さん、私のこのイメージにぴったりの表情と雰囲気を出されてます。もともと美形な方ですけどそういう意味を超えて美しいんですよね。綾波レイや岩倉玲音がどうして人気なのか、そういうことです。
私はアスカが好きですけど。
「プールの青は嘘の青」はキリンジの堀込高樹さん作詞作曲です。私はキリンジ自体はほとんど聴いたことないんですが南波さんの歌声とこの楽曲の相性は最高。
まあ今回は特に情景について考えたいんですが、私がこの曲に思い浮かべる情景は「学校の屋上から世界を見下ろしている」といった感じです。
私も少なからずそうでしたが、中高生の時って精神不安定な人、少なくないですよね。「死にたい」という思考が直接襲ってくることはなくても少し世の中のことを理解し初めて、自分ではどうしようもない壁にぶつかったり、今まで見えなかった視点から暗い世界がバッと広がっていったり...多くの人がこの時期に初めて挫折や絶望を味わうのかなと思います。
思い出は逃げてゆく、駆けたくなる空、切り傷のような飛行機雲...少女の結末はどうなるか分かりませんが、そういう不安定な気持ちや絶望感からくる「少年少女に纏うふわふわとした希死念慮」みたいな気持ちを歌った楽曲なのかなって思いますね。
ちなみにタイトルにもなっている
プールの青嘘の青だ、なんて言って
という部分ですがこれってアレですかね?「海がなぜ青いか」みたいな話。青だけは海水に吸収されないとかなんとかっていう。(私もよく分かってないけど..)
クオリアとかいう概念がありますけど、何が本物の青かなんて誰にも判断付かないし、付けようがないんですよね。もしかして私の見ている青は私にしか見えないのかも...なんて思うと、自分の感覚だけが信用できて、少しだけ自分を大事にしようってなりませんか?
自己肯定感の低い私には耳が痛い話ですけどね。私は私の見ている色の中で青が一番好きなので特に...
なんか紹介・レビューっていうより音楽感想文みたいな内容になってしまいました。
南波さんと関わりのある鬼才・フレネシも大好きなのでいずれ彼女についても書こうかなと思ってます。
それではまた!!
..............みなさんM1の1回戦始まってますけど見てますか。昨日アップされてた8/20の東京1回戦第3位だった未来の油田さん、初めて拝見しましたがめちゃくちゃおもろかったですね。